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宇宙の「遠赤外線」を見る新しい目 NASA、PRIMAを新ミッション群の第1号に

約2分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
PRIMA(プリマ)

宇宙の遠赤外線を調べるNASAの望遠鏡ミッション。

遠赤外線(えんせきがいせん)

PRIMAが調べる光の種類。

Probe Explorers(プローブ・エクスプローラーズ)

NASAの新しい宇宙ミッションの区分。

何が起きたか

NASA(米国航空宇宙局)は9月23日、PRIMA(宇宙の遠赤外線を調べる望遠鏡ミッション)を次の開発段階へ進めると発表した。PRIMAは、NASAの新しい天文学ミッション区分「Probe Explorers」の第1号になる計画だ。

ただし、これは打ち上げの最終決定ではない。現在始まるのはPhase Bで、予備設計と技術開発を進める段階にあたる。技術、計画、費用の状況を確認する審査を通れば、実装段階のPhase Cへ進む。

PRIMAは何を見るのか

PRIMAには、5.9フィートの望遠鏡が搭載される予定だ。遠赤外線を使って、宇宙を深く、感度よく広く調べる。NASAは、既存の赤外線天文台と電波望遠鏡の間をつなぐ観測になると説明している。

遠赤外線でしか現れない放射エネルギーを調べることで、太陽系の外にある惑星がどう生まれたのか、銀河とブラックホールが宇宙の歴史の中でどう成長したのかを探る。また、宇宙の塵や重い元素がどのように増えたのか、そして現在の宇宙がなぜこの姿になったのかも、重要な問いになる。

なぜ重要なのか

ウェッブ宇宙望遠鏡やローマン宇宙望遠鏡など、NASAの観測計画はそれぞれ異なる宇宙の情報を集める。PRIMAはそこに遠赤外線の調査を加える。NASAは、惑星や星、ブラックホールの形成だけでなく、地球の水がどのように生まれたのかを理解する手がかりにもなると位置づけている。

一台の望遠鏡ですべての謎を解くわけではない。異なる波長の観測を組み合わせることで、宇宙の歴史を別々の断片ではなく、より広い流れとして考えやすくする計画だ。

背景にある判断

この新しいミッション区分は、米国の科学・工学・医療分野の国立アカデミーが2020年にまとめた天文学の長期計画で提案された。NASAは、科学的な価値だけでなく、費用と予定に沿って開発できるか、将来の大型ミッションに使える技術かも評価してPRIMAを選んだ。

PRIMAが加わるのは、1958年のExplorer 1以来続くNASAのExplorers Programだ。この計画は、比較的低い費用で、研究者が主導する宇宙科学ミッションを頻繁に実施してきた。これまでに100を超えるミッションが打ち上げられている。

まだ分からないこと

PRIMAの計画費用は、確認審査に合格した場合、打ち上げ費用などを除いて12億ドルを上限とする。NASAは2033年の打ち上げと、5年間のミッションを目標にしているが、どちらも今後の審査を前提にした予定だ。

次に見る点

今後は、Phase Bで望遠鏡の設計と技術をどこまで固められるかが焦点になる。NASAのジェット推進研究所がミッションを管理し、ゴダード宇宙飛行センターとマーシャル宇宙飛行センターも参加する。フランス、イタリア、ドイツ、カナダ、韓国、日本、英国の機関も協力する予定だ。まずは確認審査を通過し、実装段階へ進めるかが最初の節目になる。

出典:NASAの公式発表

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NASA、遠赤外線を見る望遠鏡PRIMAを次の段階へ

📰 しっかり版: 宇宙の「遠赤外線」を見る新しい目 NASA、PRIMAを新ミッション群の第1号に

宇宙の昔を調べる新しい望遠鏡の計画が進みます。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
PRIMA(プリマ)

遠赤外線を調べる宇宙望遠鏡の計画。

遠赤外線(えんせきがいせん)

PRIMAが使って調べる光の種類。

Phase B(フェーズ・ビー)

設計と技術を進める開発段階。

💡 ようするに

  • NASAがPRIMAの設計を次の段階へ進めます。
  • 遠赤外線で惑星や銀河を調べます。
  • 2033年の打ち上げを目指しますが、まだ決定ではありません。

何を調べる望遠鏡?

NASA(米国の宇宙機関)は、PRIMA(遠赤外線を調べる宇宙望遠鏡の計画)を選びました。PRIMAは、遠赤外線という光を使います。これは、目で見る光とは別の種類の光です。

PRIMAは、惑星がどう生まれたかを調べます。銀河やブラックホールの成長も調べます。宇宙のちりや重い元素が増えた理由も対象です。地球の水がどう生まれたかを考える手がかりにもなります。

なぜ新しい望遠鏡が必要?

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(遠い宇宙を見る望遠鏡)などは、赤外線を調べます。PRIMAは、既存の赤外線望遠鏡と電波望遠鏡の間を調べます。違う光を調べると、宇宙の歴史を別の角度から見られます。

まだ計画中

PRIMAはいま、Phase Bという開発段階です。ここでは設計と技術を調べます。その後の審査に通れば、次の段階へ進みます。確認された場合、費用の上限は12億ドルです。ただし、打ち上げなどの費用は含みません。

NASAは2033年の打ち上げと、5年間の観測を目指しています。どちらも、今後の確認が必要です。

出典:NASAの公式発表

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NASAが宇宙を見る新しい目を作るよ

📰 しっかり版: 宇宙の「遠赤外線」を見る新しい目 NASA、PRIMAを新ミッション群の第1号に

遠い宇宙から来る、特別な光を集める計画です。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
PRIMA(プリマ)

遠赤外線を集める宇宙望遠鏡の計画。

遠赤外線(えんせきがいせん)

目で見る普通の光とはちがう光。

何が起きたの?

NASA(アメリカで宇宙を調べる組織)は、PRIMA(遠赤外線を集める宇宙望遠鏡の計画)を進めます。

宇宙からは、いろいろな光が来ます。PRIMAは、その中の遠赤外線を集めます。遠赤外線は、目で見る光とはちがう光です。

NASAは、星や惑星を調べたいと考えています。ブラックホールも調べます。地球の水がどうできたかも、知りたいのです。

いつ飛ぶの?

NASAは、2033年の打ち上げを目指します。でも、まだ準備の途中です。まず、望遠鏡の設計と道具を調べます。

確認の審査に通れば、次の仕事へ進みます。だから、宇宙へ行くとまだ決まっていません。

PRIMAができると、宇宙を見る方法が一つ増えます。

出典:NASAの公式発表

出典・参考