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60年以上前の化石が、最古の恐竜の年代を見直す手がかりに

約2分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
ディノドントサウルス・イシヤバマンダ(ディノドントサウルス・イシヤバマンダ)

タンザニアで見つかった、約2億4000万年前の新種の草食動物。

単弓類(たんきゅうるい)

哺乳類につながる系統を含む、古い脊椎動物のグループ。

放射年代測定(ほうしゃねんだいそくてい)

岩石中の変化を調べ、岩ができた時期を推定する方法。

何が起きたか

研究チームは、タンザニアで約2億4000万年前に生きていた動物を、新種として報告しました。名前はディノドントサウルス・イシヤバマンダです。恐竜ではなく、植物を食べた単弓類でした。単弓類は、哺乳類につながる系統を含む、古い脊椎動物のグループです。

60年以上前の標本が手がかりに

この化石の一部は、1963年の英国の調査隊が集めました。標本はロンドンの自然史博物館に運ばれましたが、詳しく調べられないまま残っていました。研究者は、保管されていた骨格と、後から見つかった頭の骨の一部を調査しました。頭の形などを比べると、南米で知られていたディノドントサウルス属の特徴と重なりました。さらに違いもあったため、タンザニアの化石は別の種と判断されました。

アフリカと南米の岩を結ぶ

この属は、これまで南米でしか確認されていませんでした。タンザニアでも見つかったことで、両地域の化石を含む地層を比べる新しい手がかりができました。同じ属の動物が両方にいたなら、化石を含む岩が同じ時代につくられた可能性が高まります。

南米の岩を放射年代測定した結果、初期の恐竜の化石を含む地層は、南アフリカの対応する地層より最大1000万年若い可能性が示されています。そのため、タンザニアの岩も、これまで考えられていたより新しい時代のものかもしれません。

「最古」の恐竜候補にも影響

タンザニアの地層からは、世界最古の恐竜候補とされてきた化石が見つかっています。もし地層の年代が見直されれば、それらは最古ではなく、南米の化石と近い時代になるかもしれません。これは、恐竜がいつ、どこで現れたのかを考える順番を変える発見です。

ただし、恐竜の誕生地が決まったわけではありません。化石が動いたのではなく、化石が入っていた岩の年齢の読み方が変わる、という点が重要です。

確認できたことと残る課題

新種の判断は、頭骨の特徴の比較と、複数の系統分析に基づいています。一方、タンザニアの標本には、頭以外の骨がまだ十分に調べられていない部分もあります。今後は南米の標本と詳しく比べ、体の動かし方や、同じ時代に複数の草食動物が暮らせた理由を調べる予定です。

古い標本をもう一度見ることが、恐竜の歴史そのものを更新するかもしれません。

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古い化石が、最古の恐竜の時代を見直す

📰 しっかり版: 60年以上前の化石が、最古の恐竜の年代を見直す手がかりに

60年以上前に集められた骨が、新しい研究の手がかりになりました。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
ディノドントサウルス・イシヤバマンダ(ディノドントサウルス・イシヤバマンダ)

約2億4000万年前にタンザニアで生きていた草食動物。

単弓類(たんきゅうるい)

哺乳類と遠い関係にある古い動物のグループ。

地層(ちそう)

長い時間をかけてできた岩の重なり。

💡 ようするに

  • タンザニアで、古い動物の新種が分かりました。
  • その仲間は、南米でも見つかっていました。
  • 最古の恐竜候補の年代が変わるかもしれません。

どんな動物?

約2億4000万年前、今のタンザニアにいた動物です。 名前は、ディノドントサウルス・イシヤバマンダです。 草を食べた単弓類です。 単弓類は、哺乳類と遠い関係にある古い動物のグループです。 この動物は、恐竜ではありません。

なぜ今、分かった?

骨の一部は、1963年に集められました。 その後、ロンドンの博物館で長く保管されました。 研究者は、古い骨格と頭の骨の一部を調べました。 南米で見つかっていた同じ属と比べました。 似た特徴と、違う特徴がありました。 そのため、タンザニアの化石は新種と判断されました。

岩の年が変わる?

同じ属が、アフリカと南米にいたことが重要です。 化石が入った岩も、同じころにできた可能性があります。 南米の岩の測定では、初期の恐竜を含む地層が、南アフリカの似た岩より最大1000万年若い可能性が出ました。 だからタンザニアの岩も、昔の考えより新しいかもしれません。

すると、タンザニアの恐竜化石は、世界で最古とは限りません。 ただし、恐竜がどこで生まれたかは、まだ決まりません。

これから分かること

頭以外の骨にも、まだ調べていない部分があります。 研究者は、残りの骨と南米の骨を比べます。 動き方や食べ方も調べます。 その結果、恐竜の歴史がもっとはっきりするかもしれません。

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古い骨で、恐竜のはじまりを見直す

📰 しっかり版: 60年以上前の化石が、最古の恐竜の年代を見直す手がかりに

昔の動物の骨を調べたら、恐竜が生まれた時期を考え直すことになりました。

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化石(かせき)

むかしの生き物の体やあとが、石の中に残ったもの。

ディノドントサウルス・イシヤバマンダ(ディノドントサウルス・イシヤバマンダ)

約2億4000万年前に草を食べていた動物。

化石は、むかしの生き物が石に残ったものです。

タンザニアで、約2億4000万年前の化石が見つかりました。 名前は、ディノドントサウルス・イシヤバマンダです。 草を食べた動物です。 恐竜ではありません。

骨の一部は、1963年に集められました。 骨は、博物館で長く待っていました。 研究者は、骨をもう一度見ました。 南米の骨とも比べました。 同じ仲間だと分かりました。

アフリカと南米に、同じ仲間がいました。 だから、岩も同じころのものかもしれません。 その岩には、古い恐竜の化石もありました。 岩の年が少し新しいと、恐竜のはじまりの時期も変わります。

でも、最初の恐竜の場所はまだ分かりません。 研究者は、残りの骨も調べます。

出典・参考