🐾 生き物

鳥の卵だけを食べるヘビに新種 エチオピアの森で7年かけて正体を確認

約2分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
Dasypeltis albigularis(ダシペルティス・アルビグラリス)

今回正式に記載された新種のヘビの学名。

ミトコンドリアDNA(ミトコンドリア・ディーエヌエー)

細胞内のミトコンドリアにあるDNA。

核DNA(かく・ディーエヌエー)

細胞の核にあるDNA。

何が起きたか

エチオピアのハレナ森林で、鳥の卵だけを食べるヘビの新種が正式に記載されました。学名はDasypeltis albigularisです。学名はラテン語で「白いのど」という意味です。ハレナ森林は、アフリカの角に残る大きな自然林の一つです。

このヘビは、アフリカにいるタマゴヘビの仲間です。人に害を与えないこの仲間は、卵だけで生きます。のどの部分にある特別な背骨を使い、卵の殻を割ってから飲み込みます。

似ているヘビとの違い

発見が難しかった理由は、仲間同士の見た目がよく似ていることです。黒、茶、灰色の体をした種類が多く、外見だけでは区別しにくいのです。新種は、東アフリカの森林にすむモンタネ・タマゴヘビ(Dasypeltis atra)にも似ていました。

きっかけは、地元の協力者から研究者のもとへ届いた幼いメスでした。当初は既知の種類だと思われましたが、成長すると体の特徴が違うと分かりました。近縁のオスと組み合わせたところ、子どもには両方の親の特徴が混ざりました。これは新しい種類かもしれないという初期の手がかりになりました。

7年かけた確認

研究チームは、体の形を比べ、DNAを調べ、飼育下での繁殖も観察しました。ミトコンドリアDNAと核DNAの両方が、よく似たモンタネ・タマゴヘビとは別の系統を示しました。正式な記載までには7年かかりました。

今回確認できた特徴

新種は、うろこの間から見える皮膚が白っぽく、ときに青みを帯びます。白いのどと腹も目印です。メスは最大92センチほどで、近縁種よりやや小型です。標高1500〜1700メートルの深い森にすみ、木に巣を作る鳥の卵を食べます。また、ほかのタマゴヘビが身を守るために、うろこをこすって出すような音を、この種は出せないようです。

なぜ重要か

この発見は、見た目が似ている動物の中にも、DNAや体の細かな違いで分かれる系統がいることを示します。新種を見つけることは、名前を増やすだけではありません。どの森に、どんな生き物が暮らしているのかを正しく記録する作業でもあります。とくに、ハレナ森林のような自然林で見つかった点は、そこにまだ調べきれていない生物がいる可能性を考える材料になります。

まだ分からないことと次に見る点

今回の情報だけでは、このヘビがハレナ森林の外にもいるのか、野外に何匹ほどいるのか、保全状況がどうなのかは分かりません。うろこをこする音を出さない理由や、それが暮らしにどう関係するかも未解明です。今後は、森の中での分布を調べ、近縁種との体つきやDNAの違いをさらに比べられるかが焦点になります。

研究紹介: Phys.org /原論文: Herpetozoa

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鳥の卵だけを食べる新しいヘビ、7年かけて発見

📰 しっかり版: 鳥の卵だけを食べるヘビに新種 エチオピアの森で7年かけて正体を確認

エチオピアの森で、見た目の似たヘビが新種だと分かりました。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
Dasypeltis albigularis(ダシペルティス・アルビグラリス)

今回見つかったヘビの学名。

ミトコンドリアDNA(ミトコンドリア・ディーエヌエー)

細胞の中にあるDNAの一種。

核DNA(かく・ディーエヌエー)

細胞の中心にあるDNA。

💡 ようするに

  • エチオピアの森で、ヘビの新種が見つかりました。
  • このヘビは、鳥の卵だけを食べます。
  • よく似た種類と違うことを、DNAで確かめました。

どうやって新種だと分かった?

新種の名前はDasypeltis albigularisです。ハレナ森林にすんでいます。ハレナ森林は、エチオピアに残る大きな自然の森です。

このヘビの仲間は、卵を食べることに特化しています。のどの中に特別な背骨があります。その背骨で卵の殻を割ります。だから、卵を丸ごと飲み込めます。

最初に見つかったのは、幼いメスでした。研究者は、よく知られた種類だと思いました。しかし、成長すると体の特徴が少し違いました。近い種類のオスと組み合わせると、子どもに両方の親の特徴が出ました。

研究者は、体の形とDNAを調べました。ミトコンドリアDNAと核DNAも比べました。結果は、よく似たモンタネ・タマゴヘビとは別の種類を示しました。確認には7年かかりました。

新種は、白いのどと腹を持ちます。うろこの間の皮膚は、白っぽく見えます。メスは最大92センチです。標高1500〜1700メートルの森で、木の巣にある鳥の卵を食べます。

まだ、何匹いるかは分かりません。森の外にもいるかは未確認です。音を出しにくい理由も謎です。見た目だけでなくDNAも調べることが、新しい生き物を見つける手がかりになります。

研究紹介: Phys.org /原論文: Herpetozoa

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鳥のたまごだけを食べるヘビだよ

📰 しっかり版: 鳥の卵だけを食べるヘビに新種 エチオピアの森で7年かけて正体を確認

エチオピアの森で、新しいヘビが見つかりました。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
Dasypeltis albigularis(ダシペルティス・アルビグラリス)

新しく見つかったヘビの名前。

DNA(ディーエヌエー)

生きものの特徴を調べる手がかり。

ハレナ森林(ハレナしんりん)

エチオピアにある大きな自然の森。

ハレナ森林(エチオピアにある大きな森)で、新しいヘビが見つかりました。

名前はDasypeltis albigularis(鳥のたまごだけを食べる新しいヘビ)です。

このヘビは、たまごしか食べません。のどの中の特別な骨で、からをわります。そして、たまごをのみこみます。

はじめは、ほかのヘビと同じだと思われました。でも、大きくなると体つきが少しちがいました。からだの中のDNA(特徴を調べる手がかり)も調べました。すると、よく似たヘビとは別の種類だと分かりました。確かめるまで、7年かかりました。

このヘビには、白いのどと白いおなかがあります。森で、木にある鳥のたまごを食べます。ほかの仲間のような音を出せないようです。

まだ、何匹いるかは分かりません。

研究紹介: Phys.org /原論文: Herpetozoa

出典・参考