火星の空で地球が消えた 探査車がとらえたフォボスとの重なり
火星から見た小さな地球
NASAの火星探査車パーサヴィアランスが、火星の空で地球が光の点として見え、火星の月フォボスの後ろへ隠れる連続画像を撮影した。地球はフォボスの三日月形の縁に重なり、見えなくなった。
地表から初めて記録
NASAによると、人類は火星の地表から、この現象を初めて撮影したという。撮影した場所が宇宙船の中ではなく、火星の地面を走る探査車である点が特徴だ。
二つの天体がつくる短い場面
フォボスは火星にある二つの月のうち、大きい方だ。今回の画像では、遠い地球と近くを通るフォボスが同じ方向に並んだ。地球が消えたわけではない。見る位置から、フォボスが地球の前を通ったためだ。
火星の空を見上げる探査車は、地球とフォボスが動く一瞬の関係を記録した。私たちが住む惑星も、火星からは小さな光として見える。
火星の月が、地球をかくした
📰 しっかり版: 火星の空で地球が消えた 探査車がとらえたフォボスとの重なり
火星の探査車が、地球がフォボスの後ろへ消える場面を撮りました。
💡 ようするに
- 火星の空で地球が光って見えた。
- 火星の月フォボスが前を通った。
- 地球が隠れる様子を初めて撮った。
NASAの火星探査車パーサヴィアランスが、 火星の地面から空を見上げた。
空には、遠い地球が小さな光で見えた。 そこへフォボスが近づいてきた。
フォボスは火星にある二つの月のうち、 大きい方の月だ。
画像では、フォボスの明るい縁が 地球の前を通っている。 そのため地球の光は見えなくなった。
地球そのものが消えたわけではない。 フォボスが、見る人と地球の間に ぴったり重なったからだ。
これは、月が太陽の前を通る日食と、 しくみが少し似ている。 前にある天体が、遠くの天体を隠す。 ただし今回は、火星から地球を見た。
NASAによると、火星の地表から この場面を撮ったのは初めてだ。
探査車は火星を調べる道具だが、 空の動きも記録できる。 こうした画像があると、火星から見た空が どんなふうに変わるかを確かめられる。
私たちには大きな地球も、火星から見れば 遠くにある小さな光の一つになる。
火星から見た地球
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地球が、火星の月のうしろにかくれたよ。
火星には、パーサヴィアランスという ロボットがいるよ。
ロボットは空を見たよ。 地球が小さく光っていたよ。
そこへフォボスが来たよ。 フォボスは火星の月だよ。
フォボスが地球の前を通ったよ。 地球の光は見えなくなったよ。
地球はなくなっていないよ。 月のうしろにかくれただけだよ。
ロボットは、その一瞬を撮ったよ。