ラ・ブレア・タールピッツで新種のスキアシガエル、氷河期の化石から発見
氷河期の化石から新種発見
La Brea Tar Pits(ラ・ブレア・タールピッツ、米カリフォルニア州ロサンゼルス)から出土した化石の中から、研究者たちがこれまで知られていなかった絶滅両生類の新種を発見した。新種は後ろ足にシャベル状の硬い部分を持つ「スキアシガエル」の仲間で、学名は Spea labreae と名付けられた。
北米で2例目の発見
研究チームによると、氷河期(更新世)の北米で見つかった絶滅両生類は、これまでフロリダ州で見つかったアマガエルの一種のみだった。今回のスキアシガエルは、北米で確認された更新世の絶滅両生類としては2例目にあたる。
ロサンゼルスの氷河期を物語る発見
ラ・ブレア・タールピッツは天然のアスファルト(タール)が地表に染み出す場所で、氷河期の動物たちがタールに沈み込み、そのまま化石として保存されてきたことで知られる。館内には未調査のまま保管されている化石も多く、今回の新種は、そうした収蔵化石をあらためて調べる中で見つかった。今回の発見は、氷河期のロサンゼルスに生息していた動物相の記録に新たな1ページを加えるものとなった。
氷河時代の新しいカエル、タールピッツで見つかる
📰 しっかり版: ラ・ブレア・タールピッツで新種のスキアシガエル、氷河期の化石から発見
アメリカのタールの池から、大昔のカエルの新しい仲間が見つかりました。
💡 ようするに
- ロサンゼルスのタールの池から、氷河時代のカエルの化石が見つかった
- このカエルは今まで知られていなかった新しい種類だった
- 北米でこの時代のカエルが見つかったのは2回目
ラ・ブレア・タールピッツは、地面からねばねばしたタールがしみ出してくる場所です。大昔、動物たちがそこを歩いていて足を取られ、タールに沈んでしまうことがありました。そのおかげで、骨がくさらずに何万年も残ったのです。
博物館には、そうやって見つかった化石がたくさん保管されていますが、まだ詳しく調べられていないものも残っています。研究者たちが、その中の化石をあらためて調べていたところ、今まで見たことのない種類のカエルが見つかりました。名前は「Spea labreae(スピア・ラブレアエ)」で、スキアシガエルという仲間の一種です。
スキアシガエルは、後ろ足に「シャベル」のような硬い部分を持つのが特徴のカエルです。この部分を使って土に潜り、雨の少ない時期をじっと土の中でやり過ごすことで知られています。
なぜこれがすごいニュースなのかというと、カエルやイモリの骨は小さくてこわれやすく、何万年も残ることがとてもめずらしいからです。実際、氷河時代の北米で見つかった絶滅したカエルやイモリの仲間は、これまでフロリダ州で見つかった1種類しかありませんでした。今回のカエルは、それに続く2番目の発見になりました。タールピッツにはまだ調べきれていない化石がたくさん眠っていて、これからも新しい発見があるかもしれません。
タールのぬまから、大昔のカエルが見つかったよ
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ねばねばのぬまから、めずらしいカエルの骨が出てきたよ。
むかしむかし、カエルさんが歩いていました。 そこはタールという、くろくてねばねばのぬまでした。 カエルさんは足がぬけなくなりました。 そのまま、ずっとねむってしまいました。 それから、ずっとずっと大昔のことです。 研究者さんが、その骨をほりだしました。 「これは、はじめて見るカエルだ!」とびっくりしました。 新しいカエルには、新しい名前がつきました。 こんな古いカエルが見つかったのは、まだ2回だけです。 とてもめずらしい発見です。